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2006.11.5 計量新報2651号1面記事より |
2006計量記念日全国大会
計量功労者20氏1団体に大臣表彰
計量計測の重要性を確認
経済産業省・計量記念日組織委員会が主催する「2006計量記念日全国大会」が11月1日、東京都港区の虎ノ門パストラルで行われた。全国から計量計測関係者が多数集まった。参加者は、社会の根幹を担う計量の意義を再確認し、懇親を深めた。
第1部の式典では、経済産業大臣の式辞が読み上げられた。計量関係功労者20氏、特別計量関係貢献者1団体に対し、大臣表彰が行われた。受賞者を代表して中河徳志氏が謝辞を述べた。
第2部の記念行事は、事前に募集した計量啓発標語と、小学生を対象にした「何でもはかってみようコンテスト」の優秀作を発表した。標語には全国から1741点の応募があった。最優秀は古屋清仁さんの「計量に、向ける目、正す目、確かな目」。コンテストの最優秀は佐藤佳那子さん(川崎市立東門前小3年)の「家ぞくの何でもそくてい」。続く特別講演は、(株)日立メディコの横内久猛氏が、超早期診断の有効な手段として臨床分野で行われている、CT、MRIを利用した最近の画像診断を紹介した。
第3部はレセプションが行われ、関係者が歓談した。計量は、産業だけでなく、学術の基礎を担っている。計量法見直しが進められる中、計量が果たす重要な役割について熱心に意見を交わす光景が見られた。
(詳細次号以下)
【プログラム】
[第1部]計量記念日式典=▽開会の辞▽経済産業大臣式辞▽経済産業大臣表彰状授与▽受章者代表謝辞▽閉会の辞
[第2部]記念行事=▽組織委員長挨拶▽何でもはかってみようコンテスト表彰及び発表▽計量啓発標語表彰▽計量記念日特別講演「最近の画像診断−CT、MRIによる診断の実際」(株)日立メディコマーケティング統括本部企画部横内久猛氏
[第3部]レセプション
経済産業大臣表彰受賞者
◇計量関係功労者(五十音順、敬称略。氏名の後のカッコ内は順に年齢、所属・役職)
▽安藤尉二(68、(有)安藤商店代表取締役社長)▽伊藤功(64、日本タンク装備(株)社長)▽井上薫(73、(株)東立機工取締役会長)▽大坪隆(64、(有)大坪計量器店代表取締役)▽岡田延孝(61、(株)岡田計器製作所代表取締役会長)▽荻原正夫(66、協和石油(株)代表取締役社長)▽川上英利(69、(株)三鷹精工技術顧問)▽楠輝雄(68、旭計器工業(株)代表取締役社長)▽黒川惇志(75、(株)黒川製作所代表取締役会長)▽佐藤功(69、墨田革漉工業(株)代表取締役)▽志智裕之介(56、(株)第一科学代表取締役社長)▽島内邦夫(58、(株)島津製作所分析計測事業部衡器部技術課長)▽高田詔民(55、(株)日本総合科学常務取締役)▽田畑日出男(66、いであ(株)代表取締役会長)▽茶木拓治(57、旭川計量機(株)代表取締役社長)▽中河徳志(81、(株)シナガワ取締役相談役)▽中原哲信(58、(株)ヤマキ小林代表取締役社長)▽宮坂榮(60、神戸衡機(株)代表取締役常務)▽山根敏雄(65、岡山県計量協会専務理事)▽吉野博(56、川崎市計量検査所副主幹・検査係長)[計20名]
◇特別計量関係貢献者
▽会津若松消費生活研究会(会津若松市)[1団体] |
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