(株)タニタ(東京都板橋区前野町1-14-2、谷田大輔社長)は、ハイスペック体組成計「インナースキャン50」シリーズに、本体の厚さがわずか15mm、重さ約1・5kgという「BC−305」と、自動認識機能を備えた「BC−528」を加え、3月より順次発売する。
価格は、「BC−305」が2万1000円(税込)、「BC−528」が1万6800円。両モデル合わせて年間12万台の販売を計画する。
体重・体組成計などのヘルスメーター市場では、海外製品の流入などで低価格化が進む一方、デザイン性や高機能化、コンパクトに収納したいといったニーズが強まっている。両機種はこうしたニーズに応えるべく、デザインと機能とを融合させた高付加価値製品として開発されたもの。
【BC−305】3月1日より発売する「BC−305」は、本体の厚さ15mm。体重が50g単位で測定可能な家庭用体組成計では世界で最も薄いモデルとなる。
また、計測・表示項目についても従来の体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、推定骨量に体水分率を加え、業務用に匹敵するフルスペック仕様とした。特に、体脂肪率による肥満判定は6歳から測定可能。社会問題になっている子供の肥満チェックにも活用できる。本体重量も1・5kgと軽量化し、持ち運びが容易で収納場所を選ばないモデルを実現した。
【BC−528】4月1日発売の「BC−528」は、ボディーに円形の強化ガラスを採用すると共に、その素材感を生かすために透明の電極(酸化インジウムスズ)を配し、よりスタイリッシュなデザインに仕上げた。
体重や体の電気抵抗値を基に、登録者の中から測定者を推定・判別する自動判定機能も搭載。初期登録後は、乗っただけで電源が入り測定者を自動的に認識して計測を開始する。
計測・表示は体脂肪率や筋肉量、内臓脂肪レベル、基礎代謝量、推定骨量など8項目。「BC−305」同様、50g単位の体重測定や6歳からの体脂肪率による肥満測定を可能にしている。さらに、計測項目の表示には、しゃがまなくても見やすいようバックライトと共に自動スクロール機能を採用している。
【仕様】BC−305▽色=ブラック(BK)▽最大計量150kg▽最小表示=0〜100kgまで50g単位、100〜150kgまで100g単位▽製品サイズ(重量)=D302×W296×H15mm(約1・5kg/リチウム電池含む)▽税込価格=2万1000円 BC−528▽色=シルバー(SV)▽最大計量150kg▽最小表示=0〜100kgまで50g単位、100〜150kgまで100g単位▽製品サイズ(重量)=直径346×H44mm(約1・9kg/乾電池含む)▽税込価格=1万6800円
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